Air Jordan XIII
1994年に出た IX と I の復刻以降、居住地も日本からアメリカに変わった事もあり、暫くはAir Jordan を買う事もない生活を送っていた。
NBCとかで放送するNBAを見てはいましたが…。(笑)
向こうで出来た友人達とバスケットボールをしようとなった時にバッシュを買いに行った時に驚いた事があった。
I のオリジナルに付いていた”これ”でしか見た事のない”通称 つま黒”のロットを見たのである。
勝手にマイケル・ジョーダンだけにしか付与されない色だと思っていたので衝撃だった。
I が凄く精悍な靴に見えた。
それ以上に驚いたのが、7色展開だと思っていたが、見た事のない色の I がたくさんあった。
それまで自身の見ていた事が凄く狭い範囲しか見ていなかった事を気付かされた。(笑)
結局、この靴に落ち着いたのだが…
私には扱いづらい靴だった。
とにかく、今まで履いていたバッシュより重く感じた。
グリップ、クッションは申し分無し…。
フィット感はAir jordanに比べると低かった。
同じマジックベルトなら、後に出る…
Zoom Turf Schumacher方が段違いに良かった。
これ今だに理想的な靴のうちのひとつ…。(笑)
Air Force 180は数度履いてあげてしまった。
Force系は合わないというのを改めて実感した時だった。
その後、96年に帰国したが、出国する前より、スニーカーブームになっていたのは何か嫌になった。
店には、あり得ない金額でミッドソールが崩壊しかかった過去モデルが売られていたのは、正直、げんなりした。
国が違うと、こうもなるのか…と思った。(笑)
勿論、当時のアメリカでもプレミアムなシューズが無いわけではないが…。
今でも、あるが日本のお店は過去モデルに対して高値をつけ過ぎている…とは思った。
恐らく仕入の買付値が高かったりするからなのでしょうが…。(笑)
帰国しても、競技用シューズとは無縁の日々を送り、某企業でサラリーマンをしていた。
そこから、3年弱後、新宿の東京靴流通センターというお店に何も当てなく入ってみた。
惹かれる靴が一足だけあった…
Air Jordan XIII である。
配色が II のこれに
近かったからである。
価格も在庫処分品であった為、8.980円で購入したが、ひとつだけ失敗した事がある。
XIII は、かなり幅狭の設計の為、0.5サイズ大きい物を購入する事を忘れてしまったのである。
案の定、左足小指には、タコみたいなものが出来て大変だった。
それ以外はよく出来た完璧な靴。
特に走り出しの蹴り出しは凄くし易い…。
ジャンプマンがホログラムていうのも斬新だった。
中期 Jordanで一番、お世話になった靴が XIII だった。
良い時代だった。(笑)
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